こんばんは
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
鉄道ネタです。興味のない方はパスしてくださいね。
JRがJNRであった時代は、入れ替え作業の殆どは突放作業でした。今では皆無となってしまいました。多くの鉄道ファンがいますが、貨物列車の入換え作業の中でも突放作業に興味を持って懐かしいと言っている人は少ないのではないかと思います。
撮り鉄、乗り鉄、飲み鉄、鉄ファンは多くいますが、貨物列車の組成の中でも突放作業に講釈たれている鉄ファンは超レアで貴重な存在だとかってに思いこんでいます。
突放作業とは、列車を組成するのに、機関車に連結されている貨車を行先別に仕分ける方法です。貨車の方向に機関車を走らせ、途中でブレーキをかけると同時に連結器を開放し、貨車のみ突放し方向別に仕分けていく方法です。
言葉で書くと難しので、以下のURLを覗いてみてください。
架線の給電を断!岳南原田駅で見られた突放入換 (youtube.com)
さよなら岳南鉄道貨物列車 ワム80000突放作業 比奈駅 【Gakunan Railway】 (youtube.com)
三岐鉄道 東藤原での突放・入換作業【音量注意】 (youtube.com)
【岳南電車】徹底解説! ワム80000 突放 ブレーキ操作 (youtube.com)
私が、小学生の頃、美濃太田駅の構内では、貨物列車が到着ししばらくたつと、入れ替え作業が始まります。私はそれを見るのが面白く飽きずに眺めていました。その当時は蒸気機関車でした。
貨物列車は、美濃太田駅の中線に到着、すると、駅の詰め所から、数名の駅員の方が現れ入換え作業が始まります。この場を仕切るのはヘルメットに青線が入った「操車担当」、そして連結器を切る「切り方」、そして突放された貨車に乗り込み所定の位置まで運ぶ「構内係」、これらの職員が調和を保ち作業が進んでいくのを飽きずに眺めていました。
私の記憶に間違いがなければ、次のような手順だと思います。まず、到着した列車の必要な貨車のブレーキホースの開放、及び、貨車のブレーキの緩解作業(貨車毎に手動でエアを抜き緩解)、次に操車担当は、機関士と打ち合わせ、その打合せ内容は、『〇〇両持って引き上げ線まで』、機関士は、復唱し操車担当の緑色の旗を見て、引き上げ線に機関車、貨車〇〇両を引き上げます。
ここから、突放入換えによって、行先別によって各群線に仕訳られます。
トッポウ作業は、機関車の起動時は最大加速で押し出し、その後、操車担当の赤旗で単弁にてブレーキシリンダ圧最大にしての停車は迫力満点でした。時には砂を撒いて止まることもありました。
ダッシュの繰り返しで本線列車とは違う迫力に小学生の私は、圧倒されいつまで見ていても飽きませんでした。時に機関士さんはサービスで手を振ってくれたり、短急汽笛で答えてくれました。
今となっては、貴重な経験です。今はなき、突放作業、もう一度見てみたいです。
どうです。。筋金入りの鉄ファンでしょ。^^
jun
北海道は富良野線で走っていた9600です。美瑛の公園で保存されています。
鉄道員の機関士もいろいろな種類がありますが、入換え組の機関士好きです。。^^